院長挨拶

わたしたちの病院は、健康に生きたいという地域住民の願いを実現する為に、1978年にこの地に生まれました。医療提供体制の整備状況が厳しいこの埼玉において、急性期・救急医療、がん診療を行うことを基本方針として掲げ、その実践を通して、患者の健康権を尊重する医療従事者を育成することを目指しています。
74床・8診療科でスタートした当院は、自前の職員養成に加え、多くの専門機関の協力を得て、各職員の技量を高め、現在の401床・31診療科の総合病院に発展してきました。年間3000台を超える救急車を受け入れ、各専門領域では、日々その医療水準の向上に努めており、現在では川口市及び埼玉県南部保健医療圏内の基幹病院としての役割を担わせて頂いていると自負しています。
厚生労働省の指定する基幹型臨床研修病院(卒後臨床研修評価機構認証)として、地域で役に立つ臨床医の育成に努めると共に、メディカルスタッフ育成の為の実習病院として教育機能の強化に取り組み続けています。
地域に根ざした住民本位の医療を行うという共通の思いを持って集まった職員たちのチームワークは抜群であり、当院の「売り」でもあります。医師たちは出身大学も出身地も様々であり、診療科間の壁が無く、ワンフロアに同居する仲間として、常に協力し合って働いています。また、地域の医療生協の組合員がボランティアとして様々な協力をしてくれることも当院の大切な特徴です。
こんな仲間たちと一緒に地域医療を守り、そして自身も医療者として成長することを目指し働くことを是非ご検討下さい。
医師紹介

- 荒熊医師
- 小児科専門医、ICT感染制御医
- 平沢医師
- 小児科専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定プライマリ・ケア認定医、日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医
一般症例から母子の総合ケアまで
荒熊:私は当院で研修をした後、埼玉医大総合医療センターで周産期などの研修を1年間行いました。その後一旦当院に戻り、5年後の2011年に東京都立小児総合医療センターの神経内科で2年間研修を行いました。現在は一般小児科の他に神経疾患を診ています。
平沢:僕は当院での研修後に、さいたま市立病院で小児科と周産期の研修を行いました。一旦こちらに戻った後は、成人も診られるように内科の病院で1年間仕事をしました。埼玉協同病院の小児科は12床の小規模な病棟ですが、肺炎等の感染症やぜん息、川崎病などコモンな病気は一通り診られます。NICUはないので人工呼吸器管理等はできませんが、新生児の一過性多呼吸や黄疸、低血糖などもあります。
荒熊:外来ではアレルギーの患者さんがかなりいますね。アレルギーには入院での負荷試験等に対応している他、神経、てんかん、痙攣性疾患、発達の遅れ、内分泌で低身長、各種甲状腺の機能低下などもあります。心身症を中心に、臨床心理士によるカウンセリングも行っています。
平沢:当院は精神科があるので、精神疾患を抱えたお母さんが多いんです。そうした方には助産師さんがこまめに連絡をとり、生活におけるフォローアップも含めて総合的にケアしています。
地域に愛される小児科

荒熊:協同病院の強みは、育児支援の教室をやったり、大病院ではあまりやっていない予防接種を積極的にやったり、ママ友同士で相談し合えるサークルをつくったりといった、細かな子育て支援だと思います。乳児健診でも、保育士や栄養士さん達の力を借りて、様々な角度から育児に関する話を聞いてもらえるような機会をつくっています。
平沢:地域との関係でいえば、この病院で産まれたお子さんが小学生の時にアレルギー性紫斑病を患って入院したのですが、その後大きくなられて、今年なんと医学部に合格したそうです。埼玉協同病院の奨学生として、当時主治医だった僕を訪ねて来てくれた時には感無量でしたね。彼が退院した時にくれた絵をまだ持っていたので、それを見せたら彼も感激していました。
コミュニケーション上手な医師を育てたい
平沢:この病院では、高度で専門的な医療よりも、一般のこどもが罹る病気や問題をどうサポートしていくかが重要です。患者さんに継続的に関わって診ていきたい家庭医志向のドクターには、非常に良い環境ではないかと思います。
荒熊:看護師さんはじめ他職種の力を借りることが非常に多いのも、埼玉協同病院の特徴かもしれません。高次医療にも他職種の力は必要ですが、継続的に患者さんやご家族に関わっていくためには、それ以上に様々な生活背景を把握しなければいけません。そうした情報を得てくるのは他職種の方たちなので、スタッフとの情報交換を上手くできるかどうかも、研修を充実させる上ではポイントなのではないでしょうか。
地方と都会のいいとこ取り
荒熊:埼玉県は病院数が多いので、通常は地元の病院、高次医療が必要な場合は協力関係にある専門病院、という風に役割分担ができています。困った時に紹介できる医療機関が近くにあるので抱え込む必要がないですね。
平沢:災害が少ないというのも埼玉県の売りだと思います。海がないから津波もないし、川の氾濫も最近はないですし。
荒熊:確かに安全だよね。都内に出るのも便利だから、地方と都会のいいとこ取りをしている感じです。そんな地域性の中で、小児の環境も含めて診たり援助したいという医師に来てもらいたいですね。もちろん、一般的な病気を治せることは大前提ですので、その研修となるような症例の指導には精一杯努めます。
データ
- 入院数
- 年間350〜400
募集内容
常勤
- 募集診療科目
- 総合内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、神経内科、
緩和ケア科、救急科、小児科、乳腺外科、脳神経外科、産婦人科、
整形外科、耳鼻咽喉科、眼科 - 年収
(当直手当含む) - 規程により算出しますのでお問い合わせください。
例:6年目1,000万~1,200万 - 当直手当
(救急勤務医手当含) -
- 平日当直 21時〜 33,000円(昼明け)13時以降
- 平日当直 17時〜 45,000円(昼明け)
- 土曜当直 13時〜 56,000円
- 休日当直 17時〜 46,000円(昼明け)13時以降
- 休日日勤 43,000円
- 他、勤務手当
- 年末年始勤務手当有
規定により超過勤務手当支給 - 住居
- 先生ご自身にお選びいただいた物件を法人契約の上貸与(敷金・礼金は病院負担)。
家賃の半額支給(上限5万円)※入職10年まで
※赴任時の引越し諸費用は実費支給。 - 勤務時間
- 月~金8:30~17:00 土曜8:30~13:00
- 勤務日数
- 4週6休
- 福利厚生
- 日生協健康保険、厚生年金、企業年金、雇用保険、労災保険、
役職員共済保険、退職金制度有、共済会による医療費補助制度有(本人及び家族) - 休日
- 日曜、祝日、第2土曜日
- 有休休暇
- 1年次10日、2年次12日、以降順次増えて入職6年度以降は年間20日。
- その他休暇
- 夏季休暇4日、年末年始12/30~1/3、結婚休暇5日、産休、育休、
介護休暇制度有 - 研修日 / 研究日
- 病院が認めた場合、研修日有
- 学会支援
- 学会出張規程により実費支給
- 子育て支援
- 当院併設の保育所有、育児時短制度有、病児保育室有
- 医師賠償保険
- 病院において加入
- お問い合わせ
-
下記、問い合わせフォームからお問い合わせください。
【医師ご本人からのお問い合わせ】
電話:048(296)5822(直通)
担当/医師採用担当 市川・根岸【それ以外の関係者からのお問い合わせ】
電話:048(296)4771(代表)
担当/医師採用担当 市川〒333-0831 埼玉県川口市木曽呂1317
E-mail:skymet@mcp-saitama.or.jp
嘱託常勤
- 募集診療科目
- 総合内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、神経内科、
緩和ケア科、救急科、小児科、乳腺外科、脳神経外科、産婦人科、
整形外科、耳鼻咽喉科、眼科 - 年収
(当直手当含む) - 勤務日数により応相談
- 当直手当
(救急勤務医手当含) - 当直の有無は応相談
手当は常勤に準ずる - 他、勤務手当
- 常勤に準ずる
- 住居
- 常勤に準ずる
- 勤務時間
- 応相談
- 勤務日数
- 週4日以上で応相談
- 福利厚生
- 常勤に準ずる
但し退職金制度は無し
役職員共済保険および共済会加入は応相談 - 休日
- 常勤に準ずる
- 有休休暇
- 勤務日数により常勤に準ずる
- その他休暇
- 常勤に準ずる
- 研修日 / 研究日
- 常勤に準ずる
- 学会支援
- 常勤に準ずる
- 子育て支援
- 常勤に準ずる
- 医師賠償保険
- 常勤に準ずる
- お問い合わせ
-
下記、問い合わせフォームからお問い合わせください。
【医師ご本人からのお問い合わせ】
電話:048(296)5822(直通)
担当/医師採用担当 市川・根岸【それ以外の関係者からのお問い合わせ】
電話:048(296)4771(代表)
担当/医師採用担当 市川〒333-0831 埼玉県川口市木曽呂1317
E-mail:skymet@mcp-saitama.or.jp