院長挨拶

わたしたちの病院は、健康に生きたいという地域住民の願いを実現する為に、1978年にこの地に生まれました。医療提供体制の整備状況が厳しいこの埼玉において、急性期・救急医療、がん診療を行うことを基本方針として掲げ、その実践を通して、患者の健康権を尊重する医療従事者を育成することを目指しています。
74床・8診療科でスタートした当院は、自前の職員養成に加え、多くの専門機関の協力を得て、各職員の技量を高め、現在の401床・31診療科の総合病院に発展してきました。年間3000台を超える救急車を受け入れ、各専門領域では、日々その医療水準の向上に努めており、現在では川口市及び埼玉県南部保健医療圏内の基幹病院としての役割を担わせて頂いていると自負しています。
厚生労働省の指定する基幹型臨床研修病院(卒後臨床研修評価機構認証)として、地域で役に立つ臨床医の育成に努めると共に、メディカルスタッフ育成の為の実習病院として教育機能の強化に取り組み続けています。
地域に根ざした住民本位の医療を行うという共通の思いを持って集まった職員たちのチームワークは抜群であり、当院の「売り」でもあります。医師たちは出身大学も出身地も様々であり、診療科間の壁が無く、ワンフロアに同居する仲間として、常に協力し合って働いています。また、地域の医療生協の組合員がボランティアとして様々な協力をしてくれることも当院の大切な特徴です。
こんな仲間たちと一緒に地域医療を守り、そして自身も医療者として成長することを目指し働くことを是非ご検討下さい。
医師紹介

- 村上哲雄医師
《 糖尿病専門医を目指す研修医へ期待すること 》
あらゆる面から病態を把握する力をつける
糖尿病の最も大きな特徴は、全身に関与する病だということです。目・腎臓・神経の細小血管障害だけでなく、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの大血管障害も発症しやすくなると言われています。また大腸がんや膵臓がんのリスク増加と関連することが分かっています。
糖尿病の医師に求められることは、そうした関連性をあらゆる面から考慮し、それぞれの分野の専門医と協力して治療にあたることです。たとえば糖尿病のある方が妊娠した場合には、産婦人科とのタイアップも必要になります。
新薬ぞくぞく 症状に合わせた選択を
私は糖尿病の研究や臨床に30年以上携わっていますが、当時に比べると本当に様々なことが進歩しました。まずインスリン製剤が、動物由来からヒト型に変わりました。昔はブタやウシの膵臓から抽出したインスリンを、純度をあげて治療に使っていたのです。今は遺伝子工学の発展でヒトと同じ構造のインスリンを人工的につくられるようになっただけでなく、超速効型や持続して効くタイプなど、効用も選べるようになりました。
血糖や中性脂肪をコントロールする内服薬も、新しいものがどんどん開発されています。インスリン分泌の症状に合わせて、抵抗性改善系や分泌促進系など選択肢が増えました。同時に血糖値が下がりすぎる危険性も少なくなる薬も開発されています。
基本は今も昔も食事療法
糖尿病の治療が難しいのは、医者にお任せでは良くならないということです。いかに患者さんご自身の意識を高められるか。普段の食事が最も大事だということは、今も昔も変わりません。
今は「糖尿病療養指導士」という日本糖尿病療養指導士認定機構の認定資格があります。看護師や栄養士、薬剤師など糖尿病治療に関わるコメディカルスタッフが、インスリンなどの専門知識を持って療養指導をします。
患者さんについてのカンファレンスや療養指導は、そうしたコメディカルスタッフと一緒に行うチーム医療です。食事療法はもちろん、治療薬も、患者さんの生活環境や労働環境を考慮しなければ効果を上げることはできません。患者さん一人一人のライフスタイルに合わせて調整することが大切です。
じわじわと感じる二人三脚の喜び

生活様式の欧米化に伴い、糖尿病の患者数は増え続けています。もともと日本人はインスリン分泌量が少ないため、欧米人と比べて糖尿病になりやすいと言われています。年齢と共に血糖をコントロールする力が衰えて患う場合もあれば、ウイルス等の原因で突然発症するタイプの糖尿病もあります。今や誰でもなり得る現代病です。
合併症の症状で受診した人が糖尿病だったというケースも少なくありません。その場合、他の疾患は治っても糖尿病は完治できないため、糖尿病の医師とは長いお付き合いが始まります。私たちはコミュニケーションをよくとって、患者さんの病態や生活を把握しながら治療ステップを考えていくことになります。その過程で患者さんの意識が変わり、血液検査の結果が安定してきた時に、糖尿病医師としてのやりがいがじわじわと感じられます。ちょうど二人三脚をしているような。これから医師になる人たちにも、そうした心通う喜びを味わってほしいと思います。
募集内容
常勤
- 募集診療科目
- 総合内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、神経内科、
緩和ケア科、救急科、小児科、乳腺外科、脳神経外科、産婦人科、
整形外科、耳鼻咽喉科、眼科 - 年収
(当直手当含む) - 規程により算出しますのでお問い合わせください。
例:6年目1,000万~1,200万 - 当直手当
(救急勤務医手当含) -
- 平日当直 21時〜 33,000円(昼明け)13時以降
- 平日当直 17時〜 45,000円(昼明け)
- 土曜当直 13時〜 56,000円
- 休日当直 17時〜 46,000円(昼明け)13時以降
- 休日日勤 43,000円
- 他、勤務手当
- 年末年始勤務手当有
規定により超過勤務手当支給 - 住居
- 先生ご自身にお選びいただいた物件を法人契約の上貸与(敷金・礼金は病院負担)。
家賃の半額支給(上限5万円)※入職10年まで
※赴任時の引越し諸費用は実費支給。 - 勤務時間
- 月~金8:30~17:00 土曜8:30~13:00
- 勤務日数
- 4週6休
- 福利厚生
- 日生協健康保険、厚生年金、企業年金、雇用保険、労災保険、
役職員共済保険、退職金制度有、共済会による医療費補助制度有(本人及び家族) - 休日
- 日曜、祝日、第2土曜日
- 有休休暇
- 1年次10日、2年次12日、以降順次増えて入職6年度以降は年間20日。
- その他休暇
- 夏季休暇4日、年末年始12/30~1/3、結婚休暇5日、産休、育休、
介護休暇制度有 - 研修日 / 研究日
- 病院が認めた場合、研修日有
- 学会支援
- 学会出張規程により実費支給
- 子育て支援
- 当院併設の保育所有、育児時短制度有、病児保育室有
- 医師賠償保険
- 病院において加入
- お問い合わせ
-
下記、問い合わせフォームからお問い合わせください。
【医師ご本人からのお問い合わせ】
電話:048(296)5822(直通)
担当/医師採用担当 市川・根岸【それ以外の関係者からのお問い合わせ】
電話:048(296)4771(代表)
担当/医師採用担当 市川〒333-0831 埼玉県川口市木曽呂1317
E-mail:skymet@mcp-saitama.or.jp
嘱託常勤
- 募集診療科目
- 総合内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、神経内科、
緩和ケア科、救急科、小児科、乳腺外科、脳神経外科、産婦人科、
整形外科、耳鼻咽喉科、眼科 - 年収
(当直手当含む) - 勤務日数により応相談
- 当直手当
(救急勤務医手当含) - 当直の有無は応相談
手当は常勤に準ずる - 他、勤務手当
- 常勤に準ずる
- 住居
- 常勤に準ずる
- 勤務時間
- 応相談
- 勤務日数
- 週4日以上で応相談
- 福利厚生
- 常勤に準ずる
但し退職金制度は無し
役職員共済保険および共済会加入は応相談 - 休日
- 常勤に準ずる
- 有休休暇
- 勤務日数により常勤に準ずる
- その他休暇
- 常勤に準ずる
- 研修日 / 研究日
- 常勤に準ずる
- 学会支援
- 常勤に準ずる
- 子育て支援
- 常勤に準ずる
- 医師賠償保険
- 常勤に準ずる
- お問い合わせ
-
下記、問い合わせフォームからお問い合わせください。
【医師ご本人からのお問い合わせ】
電話:048(296)5822(直通)
担当/医師採用担当 市川・根岸【それ以外の関係者からのお問い合わせ】
電話:048(296)4771(代表)
担当/医師採用担当 市川〒333-0831 埼玉県川口市木曽呂1317
E-mail:skymet@mcp-saitama.or.jp